卒業祝いのマナーとプレゼント選び
卒業祝いを贈るタイミングや相場、卒業段階別のプレゼント選びのポイントを具体的に解説します。
贈るタイミング
卒業祝いは、卒業式が終わってから新生活が始まるまでの間に贈るのが一般的とされています。入学祝いと日程が近くなる場合は、卒業祝いを先に、あるいはまとめて贈るケースもあります。相手の予定が忙しくなる時期でもあるため、早めに贈る日程を調整しておくとよいでしょう。
卒業段階別のプレゼントの傾向
小学校卒業
中学校での生活を見据えて、腕時計や自転車など、これから使う実用品が選ばれる傾向があります。
中学校卒業
高校生活に向けて、スマートフォンや通学に使うかばんなど、行動範囲が広がることを意識したアイテムが選ばれることが多いようです。
高校卒業
進学や就職など進路が分かれる時期のため、記念品や思い出に残るものに加えて、新生活で使える実用品を贈るケースも見られます。
大学卒業
就職を控えていることが多く、社会人生活の準備として、スーツや腕時計、名刺入れなど、社会人として使うアイテムが選ばれる傾向があります。
このように、卒業段階が上がるにつれて記念品的な意味合いから、次の生活に向けた実用品としての意味合いが強くなる傾向があります。ただし、あくまで一般的な傾向であり、相手の希望を確認して選ぶのが確実です。
のし紙の書き方
卒業祝いを品物で贈る場合は、のし紙をかけるのが一般的です。表書きは「御卒業御祝」「祝御卒業」などとすることが多く、水引は、何度あってもよいお祝い事に使われる「蝶結び」を選ぶのが一般的とされています。地域や店舗によって表記の慣習が異なることもあるため、迷った場合は購入先の店員に相談すると安心です。
相場感
卒業祝いの金額は、相手との関係性によって幅があります。祖父母から孫へは1万円〜3万円程度、親族間では5千円〜1万円程度、友人・知人間では3千円〜5千円程度が目安とされることが多いですが、地域や家庭の慣習によっても異なるため、あくまで目安として捉えるとよいでしょう。
避けたほうがよいとされる贈り物
縁起を気にする文化的な配慮として、「苦」や「死」を連想させるとされる「くし(櫛)」などは、贈り物として避けたほうがよいとされることがあります。これは地域や世代によって受け止め方に差があるため、必ずしも避けなければならないわけではありませんが、相手や家庭の考え方が分からない場合は、無難な選択を心がけると安心です。
まとめ
卒業祝いは、卒業段階や相手との関係性によってふさわしいプレゼントや相場が変わります。縁起に関する配慮も含めて、相手の状況に合わせて選ぶことが大切です。