鏡の中の自分|映り込んだ違和感に気づく怖い話
洗面台の鏡に映る自分の姿。ある日、鏡の中の自分がほんの一瞬だけ遅れて動いていることに気づいてしまった。
サッと読める短い怖い話を集めました。
洗面台の鏡に映る自分の姿。ある日、鏡の中の自分がほんの一瞬だけ遅れて動いていることに気づいてしまった。
深夜3時に鳴り続ける電話。受話器の向こうから聞こえてきたのは、自分自身の声だった。背筋が凍るショートホラー。
終電に滑り込んだ車両には、一人の女性が座っていた。彼女の足が床についていないことに気づいたとき、電車は駅を通過した。
入院中の深夜、エレベーターが止まった階は存在しないはずの4階だった。開いたドアの向こうに広がる光景とは。
深夜のオフィスビルで乗り込んだエレベーター。閉まるドアの向こうに映ったものは、自分の背中だった。短編ホラー。
終電を逃した深夜、公園の自販機の液晶画面に見知らぬ男の顔が映り込む。誰もいないのに缶が出る音がして振り返ると人影が。翌日、行方不明者のチラシの顔が前夜の画面と同じだったと気づく短編ホラー。
心霊スポット巡りで訪れた通行止めの旧トンネル。歩いても出口の光が近づかず、引き返そうにも入り口も遠いまま。四人分以外の足音が聞こえ始め、脱出後には体感より数時間も長く経過していた短編ホラー。
梅雨の深夜、タクシー運転手が乗せた白いワンピースの女性客は一言も話さず、目的地に着くと後部座席から忽然と消えていた。濡れたシートに残されていた赤い髪留めが導く真相を描く短編ホラー。
築三十年のマンションで、深夜に階段を上ると三階から四階の間が十四段のはずが十五段になる。管理人に聞くと、かつて同じ場所で階段から落ちて亡くなった住人がいたことを知らされる短編ホラー。
台風の夜、玄関のチャイムが何度も鳴る。モニターに映るのはずぶ濡れの女性で、鳴るたびに顔がゆっくりと持ち上がっていく。最後に映った顔には目がなく、ドアを引っ掻く音とともに『あけて』と囁く短編ホラー。
日曜の昼下がり、公園のベンチで隣に座った初老の男性と穏やかな会話を交わした母。その直後に聞こえた救急車のサイレンで、男性がすでに一時間前に心筋梗塞で亡くなっていたことを知る短編ホラー。
部活帰りに忘れ物を取りに戻った放課後の教室。一番後ろの窓際の席は、卒業式前日に亡くなった先輩のために誰も座らせていない空席だった。帰り際に見ると、机の下の椅子が静かに引き出されていた短編ホラー。
深夜シフトのコンビニに、毎晩午前3時ちょうど黒いコートの男が現れ、温かいお茶を買っていく。防犯カメラの映像には男の姿が映っておらず、店の場所にはかつて凍死した住人がいたという短編ホラー。